タックスヘイブンからの脱税情報の収集

 国税庁が、タックスヘイブン租税回避地)で有名なケイマン諸島から、脱税情報の提供を受けることになったようです。と言うより、今まで租税回避地と情報交換協定が結ばれていなかったことが意外ですが。
 今後、富裕層に対する税務調査や査察のやり方が変わるかもしれません。

日本は海外に資産を流出させる方法などでの脱税を防ぐため、他国と情報交換協定を締結するなど対策を進めている。タックスヘイブンとされる国・地域との交渉も進め、昨年には、英領バミューダと協定締結の基本合意に達したが、まだ発効しておらず、情報交換は実現していない。